令和3年年頭挨拶

新年あけましておめでとうございます。令和3年の年頭にあたり皆様に謹んでお祝いとお慶びを申し上げます。

 

さて、昨年を振り返りますと、全世界で新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい、人々の生活や経済に大きな打撃を与えた一年でありました。国内においては、新たに菅政権が発足するという大きな出来事がありました。また、全国各地で未曾有の災害が発生し、多くの尊い命と貴重な財産を喪失することとなった年でもありました。

町内においては、予てからの懸案事項であります医療介護や第三セクターをはじめ多くのことに取り組んだ一年でありました。これらは、全て大きな課題でありますが、避けて通れない事案であります。お互い真摯に向き合い、この難局を乗り越えていかなければならないと思います。

その一方で、嬉しいニュースもありました。名誉町民であります澄川喜一先生の文化勲章受章であります。当町では、森英恵先生に続く快挙でありまして、我々町民の誇りであり宝であります。お二方の偉業を後世に継承していくとともに、これを契機として芸術文化による町づくりにも意を注いでいかなければならないと考えております。

ところで、私もこの職に就任して3年と2ヶ月が経過し、残された任期も、あと10ヵ月となりました。多忙な日々の中にあって、改めてその責任の重大さを痛感しているところでございます。私達の住むこの吉賀町は、これまで財政健全化や少子化対策など島根県内はもとより、全国でもトップクラスの施策を展開してまいりました。さらに、この町の未来を輝かせるために、「一体感の醸成」を果たすことが自分に与えられた使命であると考え、「まちを一つに」をスローガンに掲げ、「育ててよし!元気よし!住んでよし!」、この「三つのよし!の吉賀町」を目指していくことを基本姿勢にしているところであります。

その推進にあたっては、何と言っても財政基盤の安定が必須条件であります。これまで財政指標こそ改善されてきましたが、地方財政を取り巻く環境の中で好条件の要素は、残念ながらありません。これから、来年度当初予算の編成作業が本格化してまいります。町民の皆様に大きな成果を十分実感して頂けるよう具体的な内容をお示ししながら、予算に反映してまいりたいと思います。

当町では、総合戦略の推進により、ここ数年の人口減少率は若干ではありますが、緩やかな状況にあります。さらに、このような状況を好転させていくとともに、多文化共生社会の実現も図りながら、この町での生活の良さを等しく実感して頂けるよう努力してまいりたいと思います。また、これまでと同様、町民の皆様との対話を重視し、より多くの皆様の声に耳を傾けることで行政との信頼関係を構築し、安全安心のまちづくりと地域力の向上を更に推進してまいります。

そして、まちづくりを行う上で、もう一つ大切なことがあります。それは、現下の新型コロナウイルス感染症の取組みの中で、私達が学んだ「人権への配慮」です。年末年始の長期休暇で慎重な判断をされ、多くの方々が帰省されておられます。お互いが置かれた立場を尊重し、いかなる時も誤解や偏見による差別や誹謗中傷をする事がないよう心掛けて下さい。感染症は全国的に拡大し、今やいつどこで発生しても不思議ではない状況となっております。今後、町内において感染者が発生しても、感染したことを悪として責めるのではなく、感染された方やそのご家族、関係者を心配し、思いやることができる吉賀町でありたいと思います。地域全体で、人権について考え、人権に配慮した行動をとって頂くことを改めてお願い申し上げます。

最後になりましたが、新型コロナウイルス感染症が一日でも早く収束し、迎えた新年が、町民の皆様にとって、健康で幸多き飛躍の年になりますことをご祈念申し上げ、年頭のご挨拶と致します。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

吉賀町岩本一巳

 

お問い合わせ先

企画課   電話番号 0856-77-1437

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