【町長メッセージ】祝!名誉町民澄川喜一先生文化勲章受章

 

 皆様ご承知のとおり、当町のご出身で名誉町民の澄川喜一先生が、文化勲章を受章されることが決定し、11月3日火曜日、皇居で執り行われた親授式において、勲章が授与されることとなりました。このことは、この上ない喜びであり全町民挙げて祝意を表したいと思います。当町では、同じく名誉町民であります森英恵先生が、平成8年文化勲章を受章されておられ、これに続く快挙となりました。中山間地に位置する小さな自治体から、文化勲章受章者をお二人も輩出するという事例は全国でも極めて稀なことであり、我々町民の誇りであります。

 先生は、昭和6年当町で出生され、六日市小学校をご卒業後、現在の山口県立岩国工業高等学校に進学され、続いて東京藝術大学美術学部に入学されました。彫刻専攻科修了後、新制作展や個展、グループ展で精力的に作品の発表を続けておられます。母校である東京芸術大学では、学長を務め、多くの後進を育てるとともに、平櫛田中(ひらくしでんちゅう)賞や吉田五十八(よしだいそや)賞などの数々の受賞を重ね、日本芸術院会員や文化功労者に顕彰され、紫綬褒章・紺綬褒章・恩賜賞の栄にも浴されました。今や現代日本彫刻界を代表し、牽引する作家のお一人となっておられます。

 日本古来の寺社建築や日本刀のデザイン性を取り入れ、現代彫刻へと見事に昇華させた「そりのあるかたち」をはじめとする作品シリーズは、美術史上において確固たる評価を得ています。また、「東京スカイツリー®」のデザイン監修や東京湾アクアラインの「風の塔」をはじめ日本各地の公共施設のモニュメントを数多く手掛けるなど、美術界のみならず広く一般にも、その仕事は高い評価と知名度を誇っています。町内には、六日市温泉ゆららの一角に「およりんさんせ」、「風」、「TOTHESKY」、島根県立吉賀高等学校の敷地内に「翔(しょう)」の4つの作品が設置されています。島根県内でも益田市の萩・石見空港や芸術文化センターグラントワなどに多くの作品が設置されています。さらに、先生は、これまで制作された多くの作品を島根県にご寄贈され、現在、島根県立石見美術館(グラントワ内)において作品の展覧会も開催されています。

 今回、この町で暮らす私達は、文化勲章受章という大変華やかな報に再び接する機会を頂きました。このことに感謝するとともに、先生のより一層のご健勝とご活躍をご祈念申し上げ、吉賀町を代表してのお祝いのご挨拶とさせて頂きます。

澄川喜一先生、文化勲章の受、誠におめでとうございました。

 

吉賀町岩本一巳

 

お問い合わせ先

企画課   電話番号 0856-77-1437

ページの先頭へ