伝統芸能

八久呂太鼓

7世紀末、竜に似て天を駆けり地を走り、悪業の限りをつくす悪鹿を退治したという「八久呂麻呂」伝説がこの太鼓の由来です。腰まである毛頭に鹿角の面をかぶり、勇壮に舞いながら太鼓をたたきます。

八久呂太鼓の演舞風景 

抜月神楽

抜月地区に伝承されている神楽で、古くは文久年間(1861から1864)に盛んに舞われていましたが、現在の神楽は明治15年頃に、近くの津和野町日原左鎧八幡宮の神主より伝授されたもので、島根県の無形文化財に指定されています。

 

白谷神楽

慶応4年(1868年)神仏混淆(しんぶつこんこう)に伴い、神職のみによる神楽が民間に伝承されたことに始まる。初代は、12名の伝承者から始まり、現在21名の構成員がいる。

【創設期】
終戦後(昭和25年)までは6調子の神楽であったが、5代目代表の時に浜田の神楽に習い8調子を取り入れて発展してきた。6調子の伝承もしている。8調子の舞の中にも6調子の部分を取り入れている。特に、『頼政の猿舞』は、独特な6調子のテンポで舞う特異な舞である。
昭和53年頃、社中においても高齢化が問題となっていたが、村内の若者約10名が加入し現在に至る。5代目代表に代わり、地域の青年団が受けついだ形になり、衣装の整備等を行い盛んになった。最近では、子ども神楽も行うようになった。

【演目名】
『神楽』『塩祓い』『真榊』『神迎』『八幡』『かつ鼓』『切目』『道かへし』『塵輪』『天神』『黒塚』『鐘馗』『岩戸』『恵比寿』『大蛇』『頼政』『紅葉狩』『大江山』など

【上演風景】

上演風景1上演風景2上演風景3

 

黒淵神楽

黒淵神楽は、古来伝統の舞である「塩祓い」など一部の演目は厳格に守っています。

黒淵神楽の演舞風景

獅子舞

吉賀地区には古くから、神社の氏子によって秋祭りや正月などに獅子舞が行われていました。また旅芸人たちも家々をまわり家内安全、無病息災、五穀豊穣を祈念していました。歴史を感じさせる古い木製の獅子頭が残っている神社もあります。大野原地区では、この伝統芸能を復活させようと隣まちの朝倉地区の獅子舞と神楽舞をアレンジして1987年に獅子舞保存会を結成しました。正月に地域の60軒をまわるほか、イベントなどにも参加し、地域色豊かな民族芸能として親しまれています。

獅子舞の風景

お問い合わせ先

企画課   電話番号 0856-77-1437

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