読書の推進

平成十三年に制定されたこの法律の第一条から第七条には、子どもの読書活動の基本理念を定め、国及び地方公共団体の責務を明らかに、子どもの読書活動の推進に関する大切な事項が定められています。子どもの健やかな成長を助けることが目的です。

吉賀町子ども読書活動推進計画のご紹介

  1. 吉賀町は、教育振興計画の中で、活力ある学校づくりや地域づくりの基本理念として「ふるさとでの学びや体験を基にした、明日の吉賀町を支える人材の育成」を掲げ、吉賀町の学校教育・社会教育がなにを目指して行われるかについて明確に示しました。
  2. この基本理念を受け「子ども読書活動推進計画」では、子どもたちが、「言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力豊かなものにする」ために、子ども読書活動の基本理念を「ふるさとでの読書活動体験をもとにして、人生をより深く生きる力を身に付ける子どもの育成」として掲げました。

子どもと本をつなぐ活動の充実を図る

町立図書館では、図書館員やボランティアによる読み聞かせなどの活動を開催し、子どもが本と出合い読書の楽しさを知る中心的な機関としての役割を果たすように取り組みます。公民館では、読書ボランティアと連携しながら読書普及活動を充実させます。保育所では保護者の協力を得ながら、絵本の活用を図り、小中学校では学校全体で読書活動を推進すると共に、学習活動に役立つような学校図書館作りを推進します。

子ども読書を支える人材を育てる

図書館を運営していく上で、人材の配置と資質の向上は欠かすことのできない条件です。町立図書館には専門的職員(司書や司書補)の増員を図り、学校図書館には全小学校に学校司書の配置を進め、人材育成のための研修機会の充実を図っていきます。本に対する思いをしっかり持ったボランティアの育成研修も実施します。

子ども読書を推進する環境を整える

子どもが読書活動を身近に感じることが出来、実際に体験することが出来る環境がそろって初めて「人生をより深く生きる力を身に付ける子ども」に育ちます。この環境を整備するのは、行政はもちろん、さまざまな機関が協力する必要があります。本や図書館が身近にある環境整備に努めます。

吉賀町立図書館の子育て応援

赤ちゃんの脳の成長には、「たくさん話しかける」ことが有益だといわれています。ですが赤ちゃんを前に、どうやって上手に話しかけるのかと、戸惑うことも多いと思います。そんな時は、町立図書館の『お話の部屋』へお出かけください。子ども図書コーナーの一番奥右側、じゅうたんが敷いてある部屋のことで、0歳から2歳児向けの絵本がたくさんあります。
赤ちゃんに絵本を読んであげるときは、本の言葉通りに読んであげてください。絵本を読んであげることで、赤ちゃんとの会話がスムーズになってきます。
慣れてきたら、次はお母さんの言葉で話しかけてみてください。「同じ言葉を繰り返すとおもしろいね」「このくまさんかわいいね」「悲しそうなお顔だね」「お母さん、この色好きだよ」などなど。何気なく話しかける言葉が、あかちゃんの心にしっかりと届きますよ。

吉賀町立図書館のご利用案内

吉賀町立図書館:島根県鹿足郡吉賀町六日市648
電話&FAX:0856-77-1850
ホームページ:http://lib.town.yoshika.lg.jp(外部サイト)
開館時間:9:00〜17:00(火曜日〜日曜)
休館日:月曜日・国民の祝日・奇数月の最終水曜日・年末年始・お盆、きん祭みん祭(六日市会場)夢花マラソン開催日など(詳しくは図書館カレンダーをご覧ください)
貸し出し・返却:カード一枚で図書・CD・雑誌を合わせて10冊まで借りることができます。ただしCDは2タイトルまで、雑誌の最新号は2冊までです。
貸し出し期間:全て2週間
※休館時の返却は玄関隣の返却口をご利用ください。

みたい号による子育て応援

移動図書館車「みたい号」。毎月1回保育所の子どもたちは、直接車に乗り込んで絵本を借りることが出来ます。同様に小学校では月2回子どもたちに貸し出しています。

先生方もここから読み聞かせのための絵本や児童書などを選ぶことができます。

また、中学校にも月に1回の配本で伺っています。

バースデーブックによる子育て応援

吉賀町では、子どもの1歳、3歳、5歳のお誕生日に、バースデーブックリストから3000円分の絵本をプレゼントしています。バースデーブックは、何世代にもわたって世界中で愛され、出版してから何度も版を重ね続けた絵本の中から、児童文学者の意見に基づいて選定しています。

お問い合わせ先

保健福祉課   電話番号 0856-77-1165

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