特定外来生物「オオキンケイギク」について
特定外来生物とは
本来は生息していなかった国や地域に、人が持ち込んだ生きものを「外来生物」や「外来種」といいます。野外に生息する外来生物の数は2000種を超えるとされ、ウシガエルやアカミミガメ(ミドリガメ)も外来生物に当たります。
その中でも、生態系や人の健康に被害を及ぼすおそれがある生物は、外来生物法により「特定外来生物」と指定されています。特定外来生物に指定された生物は、飼育・栽培・保管・運搬・譲渡・輸入・放出などが原則禁止されています。見つけた場合、生きたものを勝手に移動させることはできません。
※罰則これらの項目に違反した場合、最高で個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科せられます。
オオキンケイギクとは
オオキンケイギクは、5月から7月にかけて道路脇や河川敷などでコスモスに似た黄色い花を咲かせる植物です。
繁殖力が強く一度定着すると、在来種の野草などの生育場所を奪い、周りの環境を一変させてしまう性質を持っており、「特定外来生物」に指定されています。
花を見つけても、観賞用に持ち帰ったり、庭などに植えたりしないでください。
オオキンケイギクの特徴
北アメリカ原産のキク科の多年生草本。
高さは30cmから70cm程度で、花は5月から7月頃で直径5cmから7cmの橙黄色のコスモスに似た花をつけます。
この花は、とても強く冬のグランドカバー効果が高く、花もきれいなので、緑化のため道路の法面等にしようされたり、ポット苗としても流通していました。
しかし、あまりの強靭さに在来種を駆逐する可能性があります。
人の手でこれ以上広げないようにするため、環境省では平成18年2月に「特定外来生物」に指定しました。
オオキンケイギクの駆除方法
枯死したオオキンケイギクは特定外来生物ではありません。そのために、抜き取った場所で枯死させた場合は、収集して運搬することが可能です。
- オオキンケイギクを根っこから引き抜く
- その場に数日置いて枯死させる
- 可燃ごみ袋に入れて収集日に出す
環境省チラシ
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お問い合わせ先
税務住民課 電話番号 0856-77-1113