光化学オキシダントについて
光化学オキシダントとは?
光化学オキシダントは、工場や自動車から排出される窒素酸化物及び揮発性有機化合物(VOC)を主体とする一次汚染物質が、太陽光線の照射を受けて光化学反応を起こすことにより発生する二次的な汚染物質(オゾンを主体とした酸化性物質)です。
光化学オキシダントの濃度が高くなり、空が白く「もや」がかかったような状態を「光化学スモッグ」と呼びます。
最寄りの観測地点(益田合庁)での測定値(1時間値)は?
何か基準があるの?
1時間値が0.06ppm以下であること。
→環境省「大気の汚染に係る環境基準(昭和48年5月8日環告第25号)」(外部サイト)はこちら
環境基準は、人間の健康を保護するうえで維持されることが望ましい基準として設定されたものであり、大気環境濃度が基準を超過した場合でも、直ちに人の健康に影響が表れるものではありません。
基準を超えた場合のお知らせはあるの?
- 都道府県から注意報(大気汚染防止法題23条第1項)
- 警報が発令されます。
〈発令される場合〉
注意報は、1時間値が0.12ppm以上で、気象条件から見て、その状態が継続すると認められる場合に発令されます。
警報は、1時間値が0.4ppm以上で、気象条件から見て、その状態が継続すると認められる場合に発令されます。
→島根県大気汚染緊急時対策要綱のページ(外部サイト)はこちら
- 島根県から注意報等が出された場合には、市町村及び報道機関に連絡が入り、屋外の活動を控え、窓をできるだけ閉め、目やのどに刺激を感じた方は洗顔、うがいをするように呼びかけが行われます。
- 吉賀町では、島根県から連絡を受けたら、防災無線による周知のほか、保育所、小中学校などへ連絡し、子どもたちの屋外活動を屋内活動に変更する体制を整えています。
- なお、注意報、警報は、解除されない限り、翌朝9時まで有効です。
どんな行動をすればいいの?
光化学オキシダント注意報等が発令されたからといって、すぐに健康に被害がでるわけではありませんが、次の対応をお願いします。
- 屋外での活動を控え、窓をできるだけ閉めましょう。
- 学校・保育所などでは、児童生徒を屋内に戻しましょう。
- 目、のどなどに刺激を感じた方は、洗眼やうがいをしましょう。
関連サイト
島根県の光化学オキシダントに関する情報もあわせてご覧ください。
お問い合わせ先
税務住民課 電話番号 0856-77-1113