大井谷の棚田
棚田の風景
以下6枚写真提供:吉崎佳慶氏(崎は正しくは大が立)
動画映像
棚田の歴史
大井谷の棚田は、古文書「吉賀記」によるとおおよそ600年前に山口の基礎を築いた大内氏に仕えた三浦一族がこの地に入り、室町時代末期から江戸時代にかけて築かれたと伝えられています。棚田全体が石積畦畔で造られ、その多くが乱層積の谷積で大井谷の住民が築いたものです。この石積と自然の調和はすばらしい景観を形成し、「日本の棚田百選」に選ばれるなど高く評価されています。
助(たすけ)はんどうの会
1998年に大井谷住民全戸の参加による「助(たすけ)はんどうの会」が結成され、棚田を生かした地域づくりに取り組んでいます。「はんどう」とは方言で水がめを指し、「助けはんどう」とは大井谷地区の一番上の屋敷の横にある直径1.2m、深さ30cmの石でできた水受けのことで、かつて干ばつの際にここにだけ僅かに溜まった水を地区の皆で分け合い生き延びたことからこう呼ばれるようになったと伝えられ、この地域の助け合いの精神を表しています。
その他
〇柿木小学校の棚田米が金賞を受賞しました。(令和3年12月17日)
第23回米・食味分析鑑定コンクール国際大会において、柿木小学校がオーナー制度を利用して大井谷の棚田で栽培した「コシヒカリ」が小学校部門の最高賞である金賞を受賞しました。食味値・味度値の合計点数の上位5校が選ばれる賞で吉賀町では初の快挙です。大井谷の棚田米が名実共に美味しいことが証明されました。
柿木小学校の皆様おめでとうございます。
詳細情報
〇各種イベント、オーナー制度、トラスト制度、棚田カード等については、下記サイトをご覧ください。
お問い合わせ先
産業課 電話番号 0856-79-2213 FAX番号 0856-79-2344