吉賀町小水力発電所
発電所の愛称「かきのきすいでんくん」
令和2年度に吉賀町小水力発電所の愛称の募集を行い、120名から276件の応募がありました。
町内の各団体から推薦・選出された方で組織された吉賀町小水力発電所愛称選定委員会で、「かきのきすいでんくん」が愛称として選出されました。
選定委員からは、「呼びやすく親しみやすい」「〇〇くんという表現に人間的な親しみがある」との講評がありました。
発電所には、地元の小学生の皆さんによってデザインされた愛称看板が設置されています。
発電所の歴史
昭和27年に 、農山漁村電気導入促進法が施行され、 柿木村農業協同組合名義で柿木村が発電所の建設を始めました。
昭和28年12月に、発電所が完成し、柿木村小水力発電所として発電を開始しました。
平成17年に柿木村が六日市町と合併し、吉賀町となり、名称が、吉賀町小水力発電所となりました。
平成27年6月に、設備の改修が完了し、現在の姿となっています。
令和2年に、吉賀町小水力発電所の愛称が「かきのきすいでんくん」となりました。
発電した電気について
吉賀町小水力発電所は、発電した電気を売電して、収益を得ています。
収益は次の事に使用されています。
1.町の子育て支援事業実施のための繰り出し
吉賀町では独自の子育て支援事業を実施しています。その財源確保のために収益の一部を一般会計へ繰り出しています。
※吉賀町の子育て支援については こちら(吉賀町移住交流ポータルサイト)
2.発電所の修繕に備える積立
災害で発電所の設備が破損した場合や発電所の経年劣化による大規模修繕など、一度の修繕で多くの費用が必要になる場合があります。
その時に備えて、収益の一部を積み立てています。
3.発電所の維持管理に係る費用
日々の除塵や設備の確認にかかる人件費や設備の定期点検費、施設の軽微な修繕などに使用しています
水力エネルギーのよさ
水力は、エネルギー源(水量)が風力や太陽光に比べて変動しないため、発電に利用できる水量の把握が可能であり、安定した出力、発電電力量を得ること
ができます。
また水力発電は、水量と高さ(落差)によって得られる出力や発電総量が決まるため、将来の発電電力量が予測、計画しやすいという利点があります。
見学の受け入れについて
吉賀町小水力発電所では、発電所の見学を受け入れています。
見学を希望される方は、このページの下部の、お問い合わせ先にご連絡ください。
<見学実績>
令和5年度・・・8団体132名
令和4年度・・・6団体90名
令和3年度・・・6団体71名
令和2年度・・・1団体24名
平成31年度・・・4団体50名
経営戦略について
お問い合わせ先
柿木地域振興室 電話番号 0856-79-2211 FAX番号 0856-79-2344