(吉賀町野外音楽フェスティバル実行委員会)
佐伯祐也さん(取材時28歳、以下左)実行委員長、糟谷智輔さん(取材時26歳、以下智)広報担当。
若い人で集まりフェスのアイディアを話し合っていたところ、地元飲食店の店主さんの後押しにより実行員会を結成。社会人サッカーチーム(紫逅クラブ)のメンバーがメインとなり毎週準備を進めている。
佐)若い人達で良く集まってご飯を食べていたんです。良く何かやりたいね、フェスをやりたいね、という話は持ち上がっていて。でもよしやろう!と腰を上げるきっかけが無かったんです。
ある日地元の一休というお好み焼き屋さんでご飯を食べていたところ、『若い人で何かやってみいや』と店主の方から後押しがあって。それからじゃあよし、やろうとすぐ実行委員会を結成しました。
佐)5月にフェスをやると決まってからすぐに若い人に声をかけていきました。現在は30数名のメンバーが実行委員となっています。皆20-30代前半の若い人達なんですよ!
音楽の大峯先生にはフェスをやろう、と決まってからすぐに協力をお願いしました。バンドのメンバーは中学生の頃の同級生で、先生も自分たちが中学生の頃の先生なんです。なんだか中学生に戻ったみたいですね。毎週月曜日がバンドの練習、水曜日に実行委員会。バンド出演だけでなく、全員がスタッフとして役割を担って準備を進めています。
(熱心に指導を行う先生)
多彩な実行委員の方々。フェスのオリジナルグッズも全てメンバーの手によるものだとか。
ILOVEYOSHIKATシャツ(Black/White)
コウヤマキTシャツ(Black/White )
棚田Tシャツ(Black/White )
※デザインは第1回のもの
佐)自分は実行委員長だけれども、何もしていません。ほんと、メンバーの皆に助けられています。皆何か一つは良いところを持っています。自分はそういう良いところを見つけるのが得意なんです。今回のメンバーはもともと集まって結婚式の余興等色んなことをやってきた仲間なんです。何にしてもクオリティはとても高いですよ!
フェスを行うのも、音楽やろう、バンドやろうというのはあくまできっかけにしか過ぎなくて。フェスに関わる中から今まで気づかなかった一面が見えたりして仲間が増え、今後また交流していくきっかけになればと思っています。
町内にある大きな病院、六日市病院にも色んな地域から若い人が集まって来ています。でも働いているだけだとこの町の本当の良いところが見えてこないと思うんですよね。そこでこのフェスに関わって交流していく中で、普段過ごしている中では気づかない人の良さ、町の良さが伝わればと思っています。
智)良きリーダーに感謝しています。サッカーの時もそうなんだけれど、皆の事が良く見えています。
佐)今まで何かやりたい、と思う人はいても活動の場所が無かったんですよね。町から出ている人がお盆に帰省しても何も無い。面白いことをやらないとと思って。
今楽しいですね。充実しています。暇だなーと思うことが無い!毎週のように集まっています。
(バンド練習の風景)
佐)各年代が楽しめるような祭りにしたいと思っています。何より子どもが楽しんで欲し
い。子どもが1,000円持ってきて充分遊べるように、音楽ステージだけでなく屋台も用意しています。今、町では秋祭り等、今まであった祭りがどんどん寂しくなってきているんです。そんな中、子ども達にはこんな楽しんでいる大人がいるという姿を見せてあげたいと思っていますね。
何かを始めることにはパワーを使うけれども、フェスをやる姿を見た人が毎年帰ってくるきっかけになったり、今小さい子が大人になった時にフェスがあるから楽しいから地元に帰ろうと思ってくれるようになったらと思っています。
フェスは今年限りでなく、40歳くらいになるまでは続けていこうという気持ちで取り組んでいます。自分たちが40歳くらいになった時は今年来てくれた子どもが大きくなっていて、次の世代にバトンを渡せる。それくらいずっと続けて待たないとという気持ちでいますね。
智)どのくらいお客さんがきてくれるか楽しみ。400人は来て欲しいな。
入場の際には実行委員会のメンバーが無料でリストバンドを巻いてくださるそう。
佐)たくさんの若い人たちの熱い想いが詰まった祭りです。騙されたと思ってきてください!面白いモノ、魅せます!
智)音楽を聞いて、踊って楽しんでください!
【開催日時】2016年8月13日(土)
【場所】六日市中学校校庭(雨天時町立体育館)
【内容】ライブブース、屋台等
【詳細】公式facebookページ
【お問い合わせ・Tシャツ購入】naosuke.kasuya*gmail.com(*を@に変えて送信)