吉賀町は島根県の西端に位置し、中国自動車道のインターチェンジを有した島根県の西の玄関口です。
1,263mの安蔵寺(あぞうじ)山などの山々に囲まれた自然豊かな中山間地で、清流高津川とその支流に沿い耕地が開けています。
【人口・世帯数(外国人を含む)】(令和4年3月末日現在)
■総人口・・・5863人■世帯数・・・3051世帯
【面積】
総面積は336.5㎢で、山林が90%を超えます。
吉賀町は、西中国山地の山間地帯に位置し、周辺部は安蔵寺山などの1,000メートル級の山々が嶺を連ね、町内をほぼ南北に一級河川・高津川が貫流している、水と緑に囲まれた農山村地域です。
本町に恵みをもたらす高津川は、本流にダムがなく、水源(大蛇ヶ池)が特定できる珍しい一級河川で平成22年から4年連続そして令和2年で国土交通省の水質調査で日本一となっています。川にはゴギやヤマメ、オヤニラミやツガニ等、希少な淡水生物が生息しています。
また、高津川の水源である平成の名水百選である一本杉の湧水、日本の棚田百選に認定された大井谷の棚田、山陰唯一のコウヤマキの自生林、長瀬峡や安蔵寺山などの自然景観資源を有しています。むいかいち温泉、木部谷温泉、柿木温泉には多くの人が訪れ、カタクリやシャクナゲ、ひがん花などの地域資源を活かした住民イベントや神楽も盛んです。
吉賀町では人口減少と高齢化が進む中ではありますが、県下でも上位にある健全な財政運営に努めながら、高校生までの医療費全額助成や保育料規準額半額化、第2子以降の無償化、給食費の半額助成などの子育て支援をいち早く実施、食と農の繋がりを大切にした食育や、有機農業や農産加工の推進、木の駅プロジェクトなどの林業振興を推進しています。また中高一貫教育の実施や、本町唯一の高校である吉賀高校の魅力向上に取り組んでいます。
吉賀町の気候は、典型的な山陰型気候です。年間降水量の平均は1,900ミリ前後と比較的多いため曇りや雨の日が多く、日照時間も比較的少なくなっています。
雪は地域によっても異なりますが、積雪が多い時は10~40センチになります。なお常に積雪があるわけではありませんが、冬季(12月~3月)に車を使用する場合は、スタッドレスタイヤが必須です。また積雪が一定の基準になると除雪車による除雪が行われます。
地域 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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吉賀町 | 2.2 | 3.7 | 6.8 | 11.6 | 16.7 | 20.5 | 24.4 | 25.3 | 21.1 | 15.1 | 9.5 | 4.3 |
大阪 | 6.2 | 6.6 | 9.9 | 15.2 | 20.1 | 23.6 | 27.7 | 29.0 | 25.2 | 19.5 | 13.8 | 8.7 |
東京 | 5.4 | 6.1 | 9.4 | 14.3 | 18.8 | 21.9 | 25.7 | 26.9 | 23.3 | 18.0 | 12.5 | 7.7 |
地域 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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吉賀町 | 102.5 | 105.3 | 144.9 | 147.7 | 139.0 | 241.5 | 340.2 | 189.4 | 186.6 | 127.0 | 87.2 | 127.8 |
大阪 | 47.0 | 60.5 | 103.1 | 101.9 | 136.5 | 185.1 | 174.4 | 113.0 | 152.8 | 136.0 | 72.5 | 55.5 |
東京 | 59.7 | 56.5 | 116.0 | 133.7 | 139.7 | 167.8 | 156.2 | 154.7 | 224.9 | 234.8 | 96.3 | 57.9 |
豊かな自然に包まれた吉賀町は、中国自動車道や山陰と山陽を結ぶ国道187号線を利用することで、都市部との交通アクセスはとてもよい田舎町です。なお、吉賀町には鉄道は通っていません。
■飛行機
島根県西部の拠点空港「萩・石見空港」
そのほか岩国錦帯橋空港、山口宇部空港が近隣(車で60分程度)にございますが公共交通機関での乗り継ぎが難しい状況です。
ご利用の際はレンタカーでの来町をお勧めします。
■高速道路
■高速バス(石見交通高津川号)
■新幹線