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いいことあるかも!「吉」のあるまち吉賀町基本情報!

吉賀町は平成17年10月に旧柿木村と旧六日市町が合併して誕生しました。島根県の南西部に位置し、総面積は336.29キロ平米です。林野率は92.2%、周辺部には、安蔵寺山や鈴ノ大谷山をはじめとする1,000m級の山々が嶺を連ね、町内をほぼ南北に水質日本一となった一級河川・高津川が貫流した、水と緑に囲まれた農山村地域です。

 

カタクリの花棚田高津川

 

この吉賀の地名の由来は、古文書「吉賀記」によると、8世紀の頃、筑紫の国から悪鹿が来襲、人々を悩ませたとありました。この悪鹿を退治し、怨念を鎮めるために悪鹿から吉賀(吉鹿)と古くからこの地方を呼ぶことになりました。旧柿木村は、藩政時代津和野藩に属し、藩主の食する御用米を生産するなど、清らかな水と林産物が地域の経済の主要な収入源でした。旧六日市町は、古くから陰陽両道を結ぶ交通の要衝として発展し、参勤交代の宿場町として栄えていました。

 

棚田オーナー登山紅葉

 

本町に恵みをもたらす高津川は、本流にダムのない珍しい一級河川です。平成22年から4年連続で国土交通省の水質調査で日本一になりました。また本町は高津川の水源である平成の名水百選である一本杉の湧水、日本の棚田百選に認定された大井谷の棚田、山陰唯一のコウヤマキの自生林、長瀬峡や安蔵寺山などの自然景観資源を有しています。むいかいち温泉、木部谷温泉、柿木温泉には多くの人が訪れ、カタクリやひがん花などの地域資源を活かした住民イベントや神楽も盛んです。

 

ひがん花

 

また30数年以上の歴史を持つ旧柿木村の有機農業や、冷涼な気候を活かしたわさび、澄んだ高津川水系の水を活かした吉賀米、椎茸などの農林業、自動車部品や繊維などの工業、医療福祉施設、商業施設などの産業があります。昭和58年3月には中国自動車道六日市ICが開通し、広域交通網の整備により、交通アクセスはとても良く、自然と情報がバランスよく行き交います。

kaguraきんみん六日市

 

平成22年度国勢調査の人口は6,810人、高齢化率40.0%と人口減少と高齢化が進む中ではありますが、県下でも上位にある健全な財政運営に努めながら、高校生までの医療費全額助成や保育料規準額半額化、第2子以降の無償化、給食費の半額助成などの子育て支援をいち早く実施、食と農の繋がりを大切にした食育や、有機農業や農産加工の推進、木の駅プロジェクトなどの林業振興を推進しています。また中高一貫教育の実施や、本町唯一の高校である吉賀高校の魅力向上に取り組んでいます。

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