地域で活躍する「よしかじん」に吉賀町の魅力や暮らしについてお話を伺いました!
テーマは「農のある暮らし」「地域を盛り上げる」「先輩移住者」です。
※今後も定期的にインタビュー記事を更新していく予定です。
島根県吉賀町が有機農業に取り組んだのは、もう40年以上も前のこと。
その伝統は今も生きていて、消費者と積極的な交流事業を行っています。
地域によって有機農業や慣行農業などやり方の違いはありますが「農」のある暮らしはとても良いものです。
「農」のあるくらしをのぞいてみましょう。
吉賀町では様々なイベントを行っています。
地区を盛り上げるため、たくさんの住民が企画・運営で活躍しています!
祭りやイベントを始めたきっかけや想いについて聞きました。
吉賀町に移住された方に吉賀でのくらしについてインタビューしました。
移住者の方が感じたの吉賀町の魅力や生活、これから移住される方へのアドバイスなどをたくさんお話しいただいています。
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<Yさん(30代男性平成27年東京都からIターン)>
今住んでいる一軒家の賃貸は、吉賀町の空き家バンクで見つけました。
住むには改修が必要な物件でしたので、町の助成金制度を利用し、吉賀町内の業者さん改修工事をお願いしました。
子育てについては、子どもの医療費・保育料無料、1回300円で1~2時間の子育てヘルパー等の子育て支援があり、充実していると思います。
4月は桜が咲き、6月はホタルが沢山います。吉賀町の良いところは、まだありますが、ゆっくり見つけていけたらと思っています。
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<Iさん(30代女性平成18年山口県からIターン)有機野菜栽培>
海外協力隊の一員として中南米に二年間いました。その時、自分は会社勤めは無理だと思いました。別に農業をしたいという訳ではなく消去法で農業になった感じです。最初、1反からはじめました。
今は6反の畑で約50種類の有機野菜を作っています。野菜作りは全くの 素人でしたが、近所の人にいろいろ教えていただきました。2年前から町営住宅から地元の方の紹介で今の一軒家に移りました。
自 治 会にも入りました。入ってみていろいろな行事に参加して、また新たな発見がありました。特に、普通に生きている人がこんなに美しいと 感じました。不安になることもありますが、不幸じゃないと思っています。
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<Yさん(20代男性平成26年東京都からIターン)学童指導員+除雪作業員>
有機農業に興味があり、農業体験に参加したのが吉賀町に移住するきっかけになりました。経済的ではなく、精神的に豊かな暮らしをしたいと思っていました。
農業は一度も経験したことがなく不安でしたが、近所の方がいろいろ教えてくださり、自分で食べる分は作れるようになりました。
地元の方や移住してきた人とも適当な距離感があり、束縛の無い快適な暮らしをしています。
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<Yさんご夫婦(30代平成26年新潟県からIターン)野菜組合勤務+産業体験>
東日本大震災を福島の南相馬で体験し、全国の自然環境に恵まれた場所をいろいろ探しました。毎日、食べるものが怖くて何も口にすることができませんでした。原発事故が起こった時に放射能に汚染される心配が無く、産廃処理施設やダムのない吉賀町に住むことを決めました。
農業体験を通じて地元の人とも人間関係ができ、今は公私共に無理のない生活ができて満足しています。仕事に向かう朝、その日毎に違う景色に感動しています。移住を考えている人には信念と覚悟が必要だと思いますよ。
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<Kさん(30代女性平成27年広島県からIターン)保育士>
2年前の有機の里で子育て体験(2泊3日)というイベントに参加したのがこの町に移住するきっかけになりました。その時一緒に参加したご家族や地元の人たちと繋がりができて、それから二回ばかり訪れて、やっぱりここだと思いました。
ここに住んで子どもたちが生き生きと、そして伸び伸びと育っていると実感しています。広島で生活していた時と比べると、生活費が安いので経済的にも楽になりました。まあ、お金を使う場所がないと言った方がいいかもしれませんね(笑)それとご近所からいろいろ差し入れがいただけるのも助かっています。留守の間に、玄関先によく野菜が置いてあるんですよ。この前の大雪の時も食べる物はあるかと大家さんが電話をかけてくださったりしてとても心強く思いました。
自分でできないこともあるんだくらいに考えることも大切なんじゃないかと思います。
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<Hさん(20代女性平成26年広島県からIターン)ケータリング+オーガニックカフェ>
いろいろな料理をする仕事に携わっていて、安全で安心して食べることができる食材をお客様に提供したいと考えていました。移住場所を決める条件として、有機食材が豊富にあること、そしてきれいな水が確保できることでした。また、東日本大震災をきっかけに、便利さに頼らない生活をしたいと思うようになりました。ですから今はガスに頼らない暮らしをしています。お風呂も薪風呂ですよ(笑)
最初は、うまく地元に溶け込めるか心配でしたが、時間が経つにつれて、近所の方から声をかけてもらえるようになりました。一昨年、念願のオーガニック料理だけを提供するお店を開店しました。
今のところ吉賀町に暮らして不満や不安に感じることは何もありません。
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<Fさん(30代女性平成26年広島県からIターン)草木染+民泊+野菜作業場勤務>
吉賀町に住む前にいろいろな所で里山体験を経験して、将来の暮らしのイメージが固まりました。有機農業の歴史のあるこの町が自分のイメージに一番合っていると思いました。都会の消費社会に疑問を持っていたので自給自足できることを第一に考えました。山深いこの古民家で暮らしている私を変わり者と思っているかもしれませんが私はとても満足していますよ。
収入は前と比べると減りましたが使うところがないので、今は少しですけど貯金ができるようになりました。これからもいろいろなことをやってみたいと思っています。こうぞを栽培して紙をすいたり、わら細工もしたいですね。
今の悩みといえば建物が古いのでこれからどうして維持していくかということですね。
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<Hさんご家族(40代平成21年神奈川県からIターン)有機米生産販売>
前の仕事は、県庁で農業土木の技術者でした。でもその仕事は農家がいなくなると成り立ちません。どんどん農家が減っていましたしね。それなら自分で農地を守ろうと思って39歳の時に仕事を辞めて米作りをすることに決めました。
この場所に決めたのは高津川の水質が日本一だということが大きかったですね。この川の水を使って育てた米はきっとおいしいだろうと思いました。水の善し悪しで米の味は確実に違います。買ってくれている人はみなさん美味し言ってくれています。
家族との時間を大切にすることが私のポリシーなのですが充分実現できていると思います。年に一度、二月は営業と旅行を兼ねて家族四人でいろいろなところを回っています。
これからの目標は、耕作面積を拡げてもっと生産量をを増やし、収入を上げたいと思っています。
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